台湾の健康食であり、身近なフルーツでもある「棗(ナツメ)」が登場です。原産国はインド。種名はインドナツメです。日本でもメジャーな漢方薬の原料ともなる乾燥させた赤いナツメや、ナツメヤシ(デーツ)などは全く別物です。
見た目は小さな青りんごですが、中心に大きめの種があります。硬さ、食感は梨のようです。果汁に少しとろみがあり、ライチをあっさりとさせたような、国内に存在するどんなフルーツとも違う味わいです。
棗は世界三大美女の1人、楊貴妃が好んで食べたといわれ「一日食三棗 終生不顕老」(1日3粒の棗を食べることで、老いを防ぐ)という言葉が今も残っています。また別名「脾(胃腸)の果」とも呼ばれており、食物繊維や葉酸、カリウムが豊富に含まれています。
今回の台湾産は検疫の問題が解決し、2018年にやっと輸入が認められました。防かび剤不使用、ツヤを帯びた薄黄緑色の食べ頃でお届けします。
現地では丸かじりがスタンダード。それに倣って丸かじりでもよし。梨のように切って食べるもよしです。梨のようにシャリシャリとした食感が抜群!果肉が厚く、果汁が豊富で、味はりんごのようなライチのようなほんのりとした甘さと酸味。あっさりした控えめな味わいはナツメ独特で、脂っこい食後のデザートにはピッタリ!そのまま皮ごとお召し上がりいただけます。
台湾での棗の旬は11〜3月ですが、一番美味しい時期1月頃にお届けします。
ぜひ貴重な美味しさを召し上がってください。